植治の庭園

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『植治』(うえじ)は明治〜大正期の名庭園を数多く手がけた、近代を代表する名庭師・七代目小川治兵衛から現代へ引き継がれる屋号。

京都の山縣有朋の別邸『無鄰菴』や東京の『旧古河庭園』など明治〜大正を代表する作庭家・七代目小川治兵衛。その屋号『植治』は現代にも受け継がれており、現在では11代目の小川雅史さん、12代目の小川勝章さんが京都を中心に作庭を手掛けられています。

今日のPICK UP

光雲寺庭園

Koun-ji Temple Garden, Kyoto

「哲学の道」からも望める皇族ゆかりの寺院に、七代目小川治兵衛・植治の作庭した借景の美しい庭園。

扇湖山荘庭園

Senkosanso Garden, Kamakura, Kanagawa

長尾欽弥の別荘に七代目小川治兵衛と岩城亘太郎が作庭を手がけた、鎌倉山からの相模湾の眺望が絶景の庭園。

国際文化会館庭園(旧岩崎邸庭園)

International House of Japan's Garden, Minato-ku, Tokyo

七代目小川治兵衛により旧三菱財閥の「岩崎家鳥居坂本邸」に造られた池泉回遊式庭園。前川國男らが手掛けた建築も国登録有形文化財。

三養荘庭園

Sanyo-so Garden, Izunokuni, Shizuoka

巨匠・村野藤吾が建築を手掛け、近代京都を代表する造園家・小川治兵衛が作庭を手掛けた近代和風旅館の庭園。

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